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木の家をつくりたい

小林 伸吾日本建築出版社 発行

本体価格: 1800円+税


判型:A5 /上製
ページ数:224
初版年月日:2010/03/17
ISBN:978-4-7572-1765-2
ASIN:4-7572-1765-X

「自然を守る」とは、ただ手を付けずに置いておくということではありません。森林は、定期的に手を加え、木を切り、新しい命を循環させていくことによって潤いと活力を得ていきます。戦後、国産材は伐採・製材・運搬などの費用がかさみ、これに代わる材として商社が外材を安く輸入するようになりました。そのため、国産材は高価なものとして、ほんの一部の方のみが国産の自然素材を家づくりに採り入れるようになりました。

本書では、そんな時代の流れに疑問を抱いた著者が、「目の前にある山の木を使い、必要最低限のコストで木の家をたてたい」という“至極自然な発想”のもとに取り組んできた活動と想いを綴っています。日本の住宅のあり方だけでなく、自然そのものへの対し方を問う一冊です。

目次

Table of contents

第1章 「つくり手論」木の家を建てたい方へ
木の家づくりの概要を知りたい方へ
見学会に行こうと思っている方へ
家づくりに着手しようとしている方へ

第2章 木の家のつくり手として思うこと

第3章 自然素材による「家づくり論」
土地の気候風土に合った地域材
木とともに活かす自然素材
設計のチカラ
住まいの性能
環境デザイン
施工力

第4章 これからの「家づくり」を考える

その他情報

Other Information

【著者プロフィール】

 小林伸吾(こばやししんご)

 1957年 埼玉県児玉町生まれ。
 設計事務所へ勤務後、株式会社小林建設へ入社。
 2000年に同社の3代目社長就任。一級建築士。
 社長就任後、地域材を活かし、パッシブソーラーを導入した環境共生住宅に積極的に取り組む。
 2007年度には、地域の杉を活かしたシンプルで美しいモデルハウス
 「陽の栖」(群馬県高崎市)が、地域工務店としては史上初のグッドデザイン賞を受賞。
 その後も環境・健康に配慮した住まいをテーマに「地域に根差した家づくり」を推奨している。

著者小林様のつくられた家を何軒か拝見させて頂きました。木の香りがし、やわらかい空気に満ちている、まさに“快適”としか表現しようのない空間でした。北に良い材料があると聞けば飛んで見に行き、南にいい家があると聞けば教えを請いに行く。謙虚で情熱的な家づくりのマスターです。