カテゴリ  生活  風景写真集  北海道炭鉱遺産

北海道炭鉱遺産

KEN 五島

本体価格: 2200円+税


判型:B5変
ページ数:128
初版年月日:2010/02/12
ISBN:978-4-7572-1743-0
ASIN:4-7572-1743-9

戦前、戦中、戦後、そして日本の高度経済成長をささえてきた炭鉱や鉱山。幌内炭鉱、大夕張炭鉱、釧路コールマインなど、人々が去り、自然の中で朽ち果てながら廃墟となった、北海道の炭鉱・鉱山を写真で紹介。

・・・・・・・・

ただいま弊社在庫は一時的に品切れとさせていただいております。オンライン書店各社には充分在庫がございますので、お急ぎの方はそちらでご注文ください。

直下の各オンライン書店からお好きな書店をお選びいただき、ご注文ください。よろしくお願いします。

目次

Table of contents

羽幌炭砿 留萌支庁羽幌町
1940年開坑〜1970年閉山。築別、羽幌本坑、上羽幌坑(羽幌二坑)の3山から成る。年間採炭100万トンを突破し、中小炭鉱の雄と呼ばれる。国内では珍しい、ワインディングタワー方式の立坑櫓が羽幌本坑に残っている。

幌内炭鉱 空知支庁三笠市
1879年開坑〜1989年閉山。日本近代化の先駆けとして開発された炭鉱。小樽まで石炭輸送用の鉄道が敷設されるなど、近代日本の成長を支えた重要な炭鉱であった。炭鉱遺産再生の運動が最も活発な地域である。

奔別炭鉱 空知支庁三笠市
1902年開坑〜1971年閉山。1960年に建設された立坑櫓がその偉容を留めている。両側にモーターを備えた近代的な設備で、完成当時東洋一とうたわれ,奔別は100年栄えるとまで言われたと伝わる。周辺には炭鉱設備が散在しており、石炭生産システムを見る事が可能である。

赤平炭鉱 空知支庁赤平市
1938開坑〜1994閉山。現在、「ネオンのともる立坑」といわれた立坑櫓がその偉容を留めている。奔別炭鉱立坑櫓の実績を参考に建設された立坑櫓の能力は、当時東洋一とうたわれた。貴重な炭鉱遺産を活用した運動が活発な地域である。

昭和炭鉱 空知支庁沼田町
1930年開坑〜1969年閉山。山間の谷間に開発された炭鉱。積雪の激しい地域の為、隧道に商店街が形成された。隧道マーケットと呼称されている。北海道炭鉱遺産の中でもここだけにしか存在しない希有な遺産である。

大夕張炭鉱 空知支庁夕張市 
1929年開坑〜1973年閉山。夕張市中心より東側、夕張川上流に開発された炭鉱。最盛期には2万人を越える人口を擁した。閉山後も町は存続していたが、シューパロダム建設に伴い住民が移転。1998年に無人となった。1999年、北海道ツーリングの際この地に出会い、以降北海道炭鉱遺産の撮影を行う様になる。

美唄炭鉱 空知支庁美唄市 
1913年開坑〜1973閉山。映画館や発電所、病院など大規模な施設を誇った大型炭鉱。閉山後は多くの遺構が失われたが、立坑櫓の有る常盤台地区は公園として整備された。現在は、建設当時の色彩と言われる赤に塗装された立坑櫓を見ることができる。

上砂川炭鉱 
1896開坑〜1987閉山。水力採炭など、当時最先端の技術を導入していた炭鉱として知られる。閉山後は立坑櫓など既存施設を用いた地下無重力実験センターが設立、運営されていたが、2003年に閉鎖された。

幾春別炭鉱 空知支庁三笠市 
1885開坑〜1957年閉山。道内最古の立坑櫓を擁する。

空知炭鉱 空知支庁歌志内市
1891開坑〜1995閉山。道内で最後まで稼働していた立坑櫓。現在は露頭炭の採掘が行われている。

浅野雨竜炭鉱 空知支庁沼田町
1930開坑〜1968閉山。 閉山後、沼田ダムが建設された為に旧市街は湖底に眠っている。貯炭施設の一部を見る事が出来る。


釧路コールマイン 釧路支庁釧路市 
前身の太平洋炭鉱は2002年に閉山。これを引き継いでいる。道内発電など用いる営業採炭のほか、海外からの研修生受け入れなどを活発に行っている。生きている炭鉱として、貴重な存在となっている。

鴻之舞金山 網走支庁紋別市
1918開坑〜1973閉山。紋別市と丸瀬布の中間地点に位置する鉱山。日本最大の金生産量を誇った。「望郷の煙突」とよばれる発電所煙突や、駅逓など当時の遺構が多く残されている。

その他情報

Other Information

KEN五島=五島健太郎(ゴシマ ケンタロウ) 社団法人日本写真家協会(JPS)会員。 1974年生まれ。北海道を発信するネットワーク会員。東京で写真の仕事を始めるも、1999年北海道大夕張鹿島の炭鉱街に出会い、産業遺産の撮影を開始。2001年北海道札幌に拠点を移す。北海道の産業遺産である炭鉱や風景、建築写真の分野で活躍中。自然と産業構造物の融合、「産業的自然」(インダストリアルネイチャー)を追求している。

関連リンク

Link