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面白くてよくわかる! 聖書

月本 昭男 監修

本体価格: 1300円+税


判型:四六 /並製
ページ数:216
初版年月日:2010/02/05
ISBN:978-4-7572-1742-3
ASIN:4-7572-1742-0

永遠のベストセラーが、この1冊で早分かり!

モーセの十戒からキリストの復活まで、「聖書」の常識を知る大人の教科書

誰もが、一度は読みたいと思い挫折する、「聖書」の成り立ちから、その内容、物語のハイライト、キリストの教えまで、すべてをコンパクトにまとめた究極の早わかり本。「アダムとイブ」から、「最後の晩餐」まで、西欧文化を理解する鍵がここにある!

聖書とは? 旧約の39冊、新約の27冊の書物を一つにまとめたもの。
聖書の編集 現在の形にまとまったのは397年。編集に200年かかった。
天地創造  神は6日で世界を作り、7日目を安息日とした。1週間の祖形。
天使と悪魔 神の意思を人間に伝える使者。悪魔は天国を追放された元天使。
最後の晩餐 「ユダはなぜキリストを裏切ったのか?」を解き明かす鍵。

目次

Table of contents

1章 聖書って何だろう
そもそも何が書かれているの?/旧約と新約の違いって何?/いつ、誰が書いたものなの?
/聖書で描かれる“神”の存在/“戒律”=神から授かった掟/“予言者”とは何者か/天使と悪魔の存在理由/聖書に載せられなかった文書もある/200年もかかった聖書の編纂

2章 旧約聖書
㈰世界と人類の始まり・創世記
世界の始まりの1週間〜天地創造/人間に科せられた責務/アダムとイブの誕生/楽園を追われたアダムとイブ/人類初の殺人?カインとアベル/堕落した人類への神の怒り〜ノアの箱船/ノアと3人の息子達?民族のはじまり/世界を混乱に陥れたバベルの塔/信仰の父・アブラハムの生涯/アブラハムと神が交わした契約/背徳の街・ソドムとゴモラ/アブラハムの息子達/争いの絶えない双子ヤコブとエサウ/ヤコブの12人の息子達/ヤコブの息子・ヨセフ、苦難の人生/ヨセフと兄たちの和解/
コラム 聖書のミステリー㈰“エデン”はどこにあったのか?

3章 旧約聖書
㈪聖書が伝える激動のイスラエル史
奴隷にされたイスラエルの民/神がモーセに与えた使命/エジプト脱出とモーセの奇跡/シナイの契約〜十戒/モーセの後継者ヨシュア/約束の地、カナンへの定住/神の怒りと救済〜士師の時代/民衆の指導者、予言者サムエル/イスラエルの初代王サウル/ダビデ王のイスラエル統一/王国統一後のダビデ/知恵者ソロモン王の栄華/イスラエル王国の南北分裂/北の王ヤロブアムの罪/南北王国戦乱の終結/
コラム 聖書のミステリー㈪“ノアの箱舟”も“バベルの塔”も真実!?


4章 旧約聖書
㈫予言者達の記録と詩歌にこめられた教え(13本)
預言書と諸書に残された記録/預言書の先駆的存在アモスとホセア/メシアの出現を予言したイザヤ/涙の預言者と呼ばれたエレミヤ/エルサレム復興を預言したエゼキエル/神の命に背いたヨナ/姑に尽くし幸福を手にしたルツ/ユダヤの民を救ったエステル/多くの苦難に見舞われたヨブ・人生の空しさを説くコヘレトの言葉/有能な青年ダニエルの預言・神を讃える多くの歌と詩篇/旧約と新約のはざまの200年/
コラム 聖書の中のミステリー㈫背徳の街ソドムとゴモラは死海に沈んだ?

5章 新約聖書
㈰イエス・キリストってどんな人?
イエス・キリストとはどんな人物なのか/祝福されたイエスの誕生/洗礼者ヨハネとの出会い/悪魔の誘惑をしりぞける/弟子たちとの出会い/各地を回る宣教の日々/イエスが行ったさまざまな奇跡/人々の心を捉えるたくさんの教え/「安息日」に対する問いかけ/エルサレムへの入城/裏切りの予告?最後の晩餐/ユダはなぜキリストを裏切ったのか/ゴルゴタの丘での壮絶な死/キリストの最期を見届けた女性たち/死後3日目、奇跡の復活
コラム 聖書の中のミステリー㈬サタンから悪魔へ

6章 新約聖書㈪世界に広まった聖書の教え
世界へと広がったキリスト教の記録/イエスの弟子たち/弟子たちによる宣教と初代教会/殉教者ステファノの言葉/迫害者サウロの回心/サウロ=パウロの生い立ち/ヘロデ・アグリッパらの弾圧/世界伝導が始まる/ユダヤ教からの分離独立/ヨーロッパへ渡ったキリストの教え/アテネとコリントでの伝導/パウロの伝道を阻む危機/成功したローマでの伝導/各地に送られたパウロの手紙/最後の審判?ヨハネの黙示録/
コラム 聖書のなかのミステリー㈭使徒はなぜ12人?

もっと聖書を学びたい人へ

その他情報

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【監修者プロフィール】

 月本昭男 つきもとあきお

 1948年、長野県生まれ。1971年東京大学文学部卒業。現在は立教大学文学部キリスト教学科教授。日本オリエント学会会長。国際宗教史会議副会長、日本宗教学会常務理事なども務める。著書に『ギルガメシュ叙事詩』(岩波書店)、『詩篇の思想と信仰』(㈵)』『同(㈼)』(新教出版社)、『古典としての旧約聖書』(聖公会出版)他多数。聖書翻訳に『創世記』(岩波書店)、『エぜキエル書』(同、など。)

 アダムとイブ、エデンの園、クリスマス、最後の晩餐、復活祭……、私たちの日常の中に溶け込んでいるかに見える聖書の世界ですが、その一つひとつの由縁を知ろうとすれば、あの字がびっしりと並んだ聖書を読まなければなりません。聖書の中には、きっと、いろいろな面白いドラマがあるのだろうなぁと思いつつも、躊躇してしまう。そんなとき、聖書の全体像がざっとわかって、ついでにキリスト教についてもわかりやすく教えてくれる本があったらいいのに、という声なき声(?)に応え、本書は生まれました。「聖書って誰が書いたの?」から、言葉だけは知っている「アダムとイブ」や「ノアの箱舟」の物語、「キリストって、どんな人だったの?」まで、基本をわかりやすく教えてくれます。この本を読んで聖書の全体像がわかれば、あの分厚い聖書を興味のあるところから読んでみるということも可能になります。それは、ほんとうに素晴らしいことだと思います。そして、西欧文明を支えてきた聖書のロジックを知ることは、キリスト教だけではなく、「文明の衝突」の時代といわれる現在を知ることにもつながっていくはずです。興味の赴くまま、気ままに読んでみてください!