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小林一三 (こばやし いちぞう)

小林一三研究室

本体価格: 1300円+税


判型:A5判
ページ数:128
初版年月日:2008/02/08
ISBN:978-4-7572-1445-3
ASIN:4-7572-1445-6

阪急鉄道の創始者にして宝塚歌劇団の父。駅ビルから建売住宅、電車の中吊り広告まで・・・現代では「当たり前」とされているビジネスモデルを考案し、全国高校野球大会まで企画した企業家、小林一三。「世の中で、百歩先の見える者は変人扱いをされる。五十歩先の見える者の多くは犠牲者になる。 ただ一歩先の見える者のみが成功者となるのだ。」小林一三は、明治末〜大正〜昭和と時代のニーズを読み取り、大衆文化時代のライフスタイルを産業として創りだした。鉄道開通をてこにした、サラリーマン向けの宅地分譲開発、そのサラリーマン層を惹きつける文化施設の建設、駅ビル、エンターテイメント産業…常に時代の一歩先をいくセンスと確かな経営手腕、夢を諦めない忍耐力で、多くの経営者に尊敬された男のすべてを明らかにする。

目次

Table of contents

【特別インタビュー】

●渡辺昇一(上智大学名誉教授)
「一三の文学的素養と忍耐力が新しい文化を創造したのです」

●安藤忠雄(建築家)
「合理的精神とビジネス的勝負勘が一三の夢を実現させたのです」

●嶋田 毅(グロービス経営大学院上席研究員)
「一三は世界に先駆けたマーケティングで100年のビジネスモデルを作りあげました」


・小林一三「初めて物語」—沿線開発・宝塚歌劇団・駅ビル・高校野球、プロ野球・PR誌
・キーワードで学ぶ小林一三流ビジネススキル—大衆向けビジネス・逆転の発想・価値の創造

第1章 三井銀行〜調査課時代—小説化志望の文学青年、成功に欠かせない忍耐力を学ぶ

第2章 阪鶴鉄道〜社債時代—独自の視点と合理精神からアイデアが生まれる

第3章 宝塚新温泉〜阪急ビル—ライフスタイルの創造、現代私鉄ビジネスの原点

第4章 阪急電鉄〜第一ホテル—東京進出、変わらぬ大衆ビジネスへの視点

第5章 渡欧〜新宿コマスタジアム—激動の戦中戦後、信念を貫いた後半生

・小林一三をとりまく人々—松永安左エ門・五島慶太・池田成彬・岩下清周・野村徳七
・小林一三著書、関連書籍
・小林一三年譜

その他情報

Other Information

【執筆者プロフィール】

岡林秀明(おかばやし ひであき)
経営、ビジネス、歴史分野の執筆活動で活躍。著書に、『「ビジネスブログ」で儲かる会社になる』(東洋経済新報社)『ローリスク投資入門』(技術評論社)『「投資ファンド」の基本と仕組みがよ〜くわかる本』(秀和システム)『1時間でわかる内部統制』(秀和システム)、『ドラッカー 一流の仕事をするプロの教え』(アスペクト)など著書多数。

須賀柾晶(すが まさあき)
伝記作家、環境ジャーナリスト。都内中堅出版社、社会啓蒙家の秘書等を経て、2001年、有限会社イー・プランニングを設立し今日に至る。主な編著書に、『環境経営実例集』(産学社)、『ネット<攻撃・クレーム・中傷>の傾向と対策』(飛鳥出版社)などがある。

西村 秀幸(にしむら ひでゆき)
ジャーナリストとして、新聞・雑誌等に記事を執筆。また、小売業・サービス業等のコンサルタント活動、セミナー講師も行う。著書に、『20代のお客をつかまえろ!』(同文舘出版)『事例に学ぶ・口コミで儲ける』(明日香出版社)など多数。

この人の凄さは、100年続くビジネスモデルを自らのアイデアで次々と創り上げていったことです。夢は持つけど、夢想家ではありません。困難を乗り越える実行力はありますが、仕事一辺倒ではありません。だからこそ、この素晴らしい実業家の精神は、いまだに多くの経営者を魅了するのです。建築家の安藤忠雄さんが言っているように、「こうなったら楽しいなぁ」という夢を失わなかったからこそ、小林一三は、人々のハートに響くビジネスができたのだと思います。数字ばかりを追いかけて、自分が何をしたかったのかわからなくなってしまっては、最後の踏ん張りがききません。是非、この本を読んで、明日への活力を養ってください!