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Nikonレンズのデジタル描写

本体価格: 1900円+税


判型:A4変形
ページ数:120
初版年月日:2006/05/08
ISBN:4-7572-1263-1
ASIN:4757212631

 写真界の第一線で活躍するプロがすすめるNikonレンズ45本を、「AF Nikkor編」と「MF Nikkor編」に分けて紹介しています。レンズ一本一本を徹底検証。撮り下ろしの写真を添え、その描写と性質を検証します。「Nikon Lensの基礎知識」なども収録してただいま好評発売中。本書のさらに詳しい内容は『目次を見る』ボタンをクリックしてご覧下さい。

目次

Table of contents

■Nikon Lensの基礎知識  レンズタイプとテクノロジー
■AFニッコールレンズをいかすD200の使い方 竹中隆義
■AF Nikkor編 29本
 ○超広角・広角  
  Ai AF Nikkor ED 14mm F2.8D
  Ai AF Nikkor 20mm F2.8D  
  Ai AF Nikkor 24mm F2.8D  
  Ai AF Nikkor 28mm F1.4D  
  Ai AF Nikkor 35mm F2D
 ○標準  
  Ai AF Nikkor 50mm F1.4D  
  Ai AF Nikkor 50mm F1.8D
○中望遠  
  Ai AF Nikkor 85mm F1.4D(IF)  
  Ai AF DC Nikkor 105mm F2D  
  Ai AF DC Nikkor 135mm F2D  
  Ai AF Nikkor ED 180mm F2.8D(IF)
○望遠  
  AF−S VR Nikkor ED 200mm F2G(IF)  
  Ai AF−S Nikkor ED 300mm F4D(IF)  
  Ai AF−S Nikkor ED 400mm F2.8DII(IF)
○ズーム  
  Ai AF−S Zoom Nikkor ED 17−35mm F2.8D(IF)  
  Ai AF Zoom Nikkor ED 18−35mm F3.5−4.5D(IF)  
  Ai AF Zoom Nikkor 24−85mm F2.8−4D(IF)   Ai AF Zoom Nikkor 28−70mm F3.5−4.5D  
  Ai AF−S Zoom Nikkor ED 28−70mm F2.8D(IF)  
  AF−S VR Zoom Nikkor ED 24−120mm F3.5−5.6G(IF)  
  AF−S VR Zoom Nikkor ED 70−200mm F2.8G(IF)  
  Ai AF Zoom Nikkor 70−210mm F4S
○マイクロ  
  Ai AF Micro Nikkor 60mm F2.8D  
  Ai AF Zoom Micro Nikkor ED 70−180mm F4.5−5.6D
○DX  
  AF DX Fisheye Nikkor ED 10.5mm F2.8G    AF−S DX Zoom Nikkor ED 12−24mm F4G(IF)  
  AF−S DX Zoom Nikkor ED 17−55mm F2.8G(IF)  
  AF−S DX Zoom Nikkor ED 18−55mm F3.5−5.6G  
  AF−S DX VR Zoom Nikkor ED 18−200mm F3.5−5.6G(IF)
■D200でMFレンズを楽しむ方法 赤城耕一
■MF Nikkor編 15+1本
 ○超広角・広角
  Nikkor−QD Auto 15mm F5.6C  
  Ai Nikkor 18mm F3.5S  
Ai Nikkor 24mm F2S  
  Nikkor−N Auto 28mm F2(多層膜コート)  
  Ai Nikkor 35mm F2S
○標準  
  Ai Nikkor 45mm F2.8P  
  Ai Nikkor 50mm F1.8
○中望遠  
  Nikkor−P Auto 105mm F2.5  
  Nikkor−Q Auto 135mm F3.5  
  Nikkor−P Auto 180mm F2.8
○望遠  
  Nikkor−Q Auto 200mm F4  
  Ai Nikkor ED 300mm F2.8S(IF)  
  Nikkor−P Auto 400mm F5.6C
○番外  
  Fieldscope ED82
○マイクロ  
  Ai Micro Nikkor 55mm F2.8S  
  Ai Micro Nikkor 105mm F2.8S
■新生ZFレンズのデジタル描写 赤城耕一  Planar T*50mm F1.4ZF  Planar T* 85mm F1.4ZF
■Fマウントニッコールレンズリスト

その他情報

Other Information

●執筆者プロフィール(50音順)

赤城耕一 Koichi Akagi
 1961年東京生まれ。写真家。東京工芸大学短期大学部卒。エディトリアル、企業PR誌、コマーシャルなどで活躍。ことに「アサヒカメラ」誌のカメラ記事での活躍は有名。著書に『ドイツカメラへの旅』(東京書籍)『使うM型ライカ』『使うハッセル』(いずれも双葉社)など多数。

阿部久仁夫 Kunio Abe
 1950年宮城生まれ。編集者。國學院大学卒。「デジタルカメラマガジン」誌(インプレス)「季刊クラシックカメラ」誌(双葉社)の編集長を歴任。

飯田 鉄 Tetsu Iida
 1948年東京生まれ。写真家。歴史的建築物や都市環境などの作品がある。1987年度日本写真協会新人賞受賞。カメラ・レンズに造詣が深く、カメラ雑誌などに寄稿する。『レンズ汎神論』(日本カメラ社)は、レンズにまつわる事柄を文学にしてしまったと評価された。写真集も多数。

大西みつぐ Mitsugu Ohnishi
 1952年東京生まれ。写真家。東京綜合写真学校卒。1985年『河口の町』で第22回太陽賞、1993年第18回木村伊兵衛賞を受賞。現在、東京綜合写真学校講師、武蔵野美術大学非常勤講師もつとめる。日本写真協会会員、東京カメラ倶楽部会員。写真集『遠い夏』(ワイズ出版)『デジカメ時代のスナップショット写真術』(平凡社)など多数。

小倉雄一 Yuichi Ogura
 1967年東京生まれ。大学時代に写真を始め、そのまま写真の魅力にハマる。新聞社カメラマン、デジカメ雑誌の編集などを経て、2004年からフリー編集者&ライター&カメラマンとして独立。ベトナム、ラオス、カンボジアのインドシナ3国が気に入り、子どもたちの写真を撮りに通っている。現在の愛機はニコンD200とコニカミノルタα-7 Digital。αを継承するソニーのデジタル一眼レフ1号機に熱い期待を寄せる。

竹中隆義 Takayoshi Takenaka
 1964年愛知生まれ。写真家。東京写真専門学校名古屋校卒業と同時に田沼武能氏に師事。「アサヒカメラ」誌でのレンズレポート/カメラレポートの適切な作例と丁寧な解説には定評がある。著書に『使うキヤノン』(双葉社)がある。

三浦健司 Kenji Miura
 1956年北海道生まれ。写真家。東京綜合写真専門学校本科・研究科卒。その後講談社インターナショナル、大手情報出版社、広告代理店等のカメラマンを経て1991年に独立。企画、構成、執筆も手がける。「Nikon Capture」の使い手としてまさにデジタル一眼レフの「Raw画像の伝道師」として活躍中。

●スタンダードデジタル一眼の目  

 D200の登場によって、APS−Cサイズがデジタルカメラのスタンダードになった。  

 その評価は、ファインダーなどに代表されるカメラボディの成熟度・完成度がもたらしたものだろう。  

 ニッコールレンズ45本のデジタル画像に対する相性といったものを総覧する仕組みの本書は、これまでの類書を凌ぐ内容となっている。フィルムはもちろんのこと、デジタルカメラを知り尽くしている写真家たちが、それぞれのレンズを使って画像を検証し、そしてレンズそのものの魅力までも語っているからである。描写特性を知ることは重要だが、同時にボディに装着し、手に携えて撮影する場合の感触とその印象も重要な要件だからである。

●半世紀前の技術を味わえるニコンの思想  

 ご存じのようにニッコールレンズは1959年に登場して半世紀を迎えようとする伝説的なレンズシリーズである。その伝説はひとえにそのFマウントであり、デジタル時代になっても変わらなかったからである。競合する他社がマウントを変更する中でニコンだけが内径44ミリの小さなマウントを踏襲し、ユーザーの資産を捨てさせることをしなかった。そのことをD200ではさらに突っ込んで、使用できる機能を組み込んでいる。  

 旧に属するレンズであったとしても、そのレンズは、世界をとらえるのに不足のあるはずはなく、しかも強い個性は、独自の世界を彩ることだろう。  本書は、ニコンが考えていたコンセプトは、半世紀になろうとするにもかかわらずに古びない、いや新しさに挑戦する姿勢にユーザーとともに敬意を表するものでもある。 (良心堂 阿部久仁夫)