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電子音楽 In The 〔Lost〕 World

Electronic Music In The 〔Lost〕World

田中 雄二

本体価格: 2900円+税


判型:A5
ページ数:304
初版年月日:2005/03/31
ISBN:4-7572-1112-0
ASIN:4757211120

 異色の音楽ノンフィクション『電子音楽 in JAPAN』の著者が贈る、未来派、ミュージックコンクレート、電子音楽、シンセサイザー音楽、ノベルティ盤、テクノポップ、ジョン・ケージからサンプリングまで電子技術を駆使した世界の音楽を記録した「レコード芸術」1600余枚を、初めて1冊にまとめたオールカラー・ガイド!!

 「辞書のように使える!」「これは便利で、面白い、当分遊べそうよ!」「本当に贅沢な一冊、活字とジャケ写で、音楽が楽しめるイイ本だよね」「これ以上のものは、今のところどこにも見当たらない、これぞ決定版ですね」「マニア心をここぞとばかりにくすぐるよね、CDの衝動買いで、お財布具合がちょっと心配(笑)」「お世辞抜きでね、こういう本を待っていたのよ」「この本の存在そのものが嬉しいね、有り難い」などなど音楽業界関係者、録音スタジオ関係者から、絶賛の声を続々頂戴しております。ありがとうございます。もっともっと誉めてください(笑)

目次

Table of contents

アーリー・エレクトロニクス

海外の電子音楽

ミュージック・コンクレート

コンピュータ音楽

海外のサウンドトラック

エキシビジョン

日本のサウンドトラック

アドヴァタイジング

日本の電子音楽

海外のシンセサイザー音楽

デモンストレーション

スポークン・ワード

日本のシンセサイザー音楽

日本のテクノポップ

ジ・アート・オブ・サンプリング

その他情報

Other Information

【音楽業界から反響続々!】

◆安西史孝(ミュージシャン)

 これは愛の本だ。それも稀に見る電子音楽への愛だ。筆者は前著「電子音楽 in Japan」において電子音楽への愛を体系化し、本著においてその実践をひも解いた。本書は電子音楽マニアのみならず、一般音楽愛好家やDTMに迷える人にとっても福音の書となるであろう。

◆石野卓球(ミュージシャン・電気グルーヴ)

 前回も楽しく読ませてもらいましたが、今回もスゴかった。全編カラーというのもキレイで良いですね。我が家のトイレの友です。

◆小西康陽(ミュージシャン)

 田中雄二氏の前著『電子音楽 in JAPAN』には震撼した。音楽ジャーナリズムは音楽そのものにずっと遅れをとっている、と思っていたが、この本は画期的にユニークな切り口を見せてくれた。ところが新作は全編ディスクガイド。一進一退?きっとアスペクト編集部がガイド本は売れます、と入れ知恵したんだろう。とはいえディスクガイドはオレも大好き。そのうえ田中氏が1人で書いたものなら失望はないだろう。これからじっくり読みます。

◆TOWA TEI(ミュージシャン)

 もう流石にないだろうと、何年も諦めていましたが、まだまだ知らない電子レコがこんなにもあったのかと久々に燃えました。ヴァイナルジャンキー及びグラフィック関係者は、ジャケ眺めているだけでも楽しいし、資料買いでマストバイ。

◆中原昌也(作家・ミュージシャン)

 こうして現在の視点から電子音楽の歴史をひもとけば…あの時代の実験だとか前衛だとか最先端だと思い込まされていたもの全てが、実際には大袈裟で大仰さで虚業で適当で嘘でデタラメなものだったのかがよくわかりました!

 そんなこんなで、いまではこの手のレア盤を集めるのに疲れてしまった僕にとって、 大変楽しい目の保養になってます!とか言っちゃって、またいろいろ聴きたくなって、欲しくなっちゃったじゃないの!

◆「アホウドリの糞でできた国」の著者:古田靖(適宜更新)

 ヒマさえあれば、適当なページを開いて、読んでいます。この本は飽きません。例えば、ドイツの音響学者オスカー・サラのトラウトニウム(ネオン管を使った初期の電子楽器)だとか、ピエール・アンリ、カールハイツ・シュトックハウゼンなんて「名前だけは知っている」電子音楽界の偉人たちのアルバムレビューを読んでいると、猛烈にあの、ピーという発信音が聴きたくなってきます。

 思えば69年生れの僕は、ミッキー吉野さんが日本のテレビ、映画における電子音楽の先駆者の一人であるなんてことは知らないままにゴダイゴのドーナツ盤を聴いていた。YMOを経由してYENレーベルがはじまった中学時代には、無理矢理買ってもらったPOLY-800とシーケンサーを前に「曲ってどうやって作るんだろう」とようやく気づいて、途方に暮れたりしていたのでした。

 あの頃はまだmoogを「ムーグ」と読む人が多くて、「モーグ博士が作ったんだから、本当はモーグ」なんてウンチクを知ったときには興奮したものです。最近はみんな「モーグ」になったんですね。ピーという、あの無機質な発信音を聴いて「なんだか気持ち良いじゃん」と最初に気づいた人は本当にエライ。僕がダイナマイトを発明したら、ノーベル賞を差し上げたい。

 関係ないけど、「8 1/2」(久保田真吾、上野耕路などがいたバンド)から発展した2つのバンド「ハルメンズ」と「プライス」。その「プライス」のメンバー宮田繁男が仲間と始めた多重録音の勉強会が「ピチカートV」の原型になったという経緯は、この本で、初めて知りました。サウンドールやポップインズを読んでいた高校時代のような気分。膨大な歴史を一冊にまとめてくださった田中雄二さんに感謝。でも、聴きたくなってしまう作品がたくさんありすぎて、どれから聴こうか正直、迷ってます。また途方に暮れそう。
http://tekigi.hiho.jp/blog/(適宜更新)

◆『レコード・コレクターズ7月号』(6/13発売)「レコード・コレクター紳士録」にて、『電子音楽 In The World』・『電子音楽 in Japan』の著者・田中雄二氏のレコード棚が4ページにわたって紹介されています。

◆サウンド&レコーディング・マガジン6月号(リットーミュージック発行)review BOOKS
 『電子音楽in Japan』の著者による<電子デバイスを使った(または電気処理を多用して作られた)海外及び日本のレコードを包括的に紹介した>ディスクガイドである。ページ数300ページ余り、紹介されるディスク数はなんと1,600余枚、さらにジャケットはすべてカラーで紹介という豪華な内容だ。ディスクは大きく15章に区分けされている。アーリー・エレクトロニクス、ミュージック・コンクレートといった普通の区分に加え、エキシビジョン、アドヴァタイジング、デモンストレーション、スポークン・ワードといった独特な分類があるのが面白い。これまですでに多くの研究本が存在するプログレッシブ・ロックやニューエイジといった領域の作品はほとんどカットされ、これらからこぼれ落ちた作品に多くのページが割かれている。また重要なアルバムには紹介のスペースを広く取り、さらに主要なアーティストや項目(Theremin、レイモンド・スコットなど)には丸々1ページが充てられている。幾多の”電子音楽家”たちの個性的なプロフィールが味わえるのも楽しみの1つだ。特に充実しているのは約100ページにわたって海外と日本のシンセサイザー音楽を紹介している部分である。(中略)巻末のアーティストとタイトルの索引を含め、電子音楽の広大な裾野までを俯瞰するのに最適の力作だ。

◆FLOOR.net(TYO.COM) Vol.76(4月28日発売)
 「電子音楽マニアに送る、秘蔵ディスクガイド」と題し、書影入りで紹介。
電子音楽の歴史を包括的に紹介した『電子音楽 in JAPAN』の著者田中雄二がその副読本となるディスク・ガイドを完成させた。本書は、音楽の歴史に電子楽器が登場し始めた、20世紀初頭から’80年代までのレコードを丁寧に解説。過去にあまり紹介されなかった作品に触れながら、当時電子音楽の発展に貢献した多くの人を、本作で歴史の表舞台へと導いた永久保存版の1冊だ。

◆CLUB QUATTRO PRESS(PARCO)MAY 2005 NO.2 村尾泰郎氏書評
 大著「電子音楽 in JAPAN」で世間をピコッと言わせた著者が贈る、総天然色ディスクガイド。電子の魔法にかけられた無数の音源を、サントラやノベルティ、テクノポップなどカテゴリー別に紹介、シュトックハウゼンや「機動戦士ガンダム」を並列した本書を眺めれば、<芸術>と<風俗>をラクラクと往き来する電子音楽の<特異体質>に圧倒されるだろう。テクノ発祥の地=日本から生まれた、世界の音楽ファンへのオミヤゲ。

【イベント情報】『電子音楽 in JAPAN』『電子音楽 in the (Lost) World』の著者、田中雄二氏がナビゲーターを務めるイベントの開催が決定いたしました!

音で聴く『電子音楽 in JAPAN』!
<大阪万博から「初音ミク」まで、レコードで辿る電子音楽50年史>

【日程】2007年11月4日(日曜日)

【場所】TOKYO CULTURE CULTURE(江東区青梅1丁目パレットタウンZepp Tokyo 2F)

【時間】Open 15:00/Start 16:00/End 21:00(予定)

【料金】前売り2200円/当日未定(共に飲食代別)

[チケット情報]ローソンチケットにて10/13発売(Lコード:34002)
http://www2.lawsonticket.com/

■内容
西ドイツに続く世界第二の歴史を持つ「NHK電子音楽スタジオ」設立に始まり、東京オリンピック、大阪万博から、80年代のYMOの出現(テクノポップの時代)まで、常に世界をリードしてきた「日本の電子音楽」。その50年史を綴ったノンフィクション『電子音楽 in JAPAN』(アスペクト)の著者がナビゲーター役を務め、当時のレコード、映像などを見ながらエピソード満載で日本の電子音楽史を紹介していく。

貴重なレコードを聴くマジメな<第一部>と、著者が監修した『イエローマジック歌謡曲』番外編、トニー・マンスフィールド特集、今話題の「初音ミク」のルーツを辿る合成人声レコードの歴史など、コラム仕立ての<第二部>で構成。『電子音楽 in JAPAN』『電子音楽 in the(lost)world』の取材で使用済みのレコード処分市や、渋谷のカルトレコード店「ソノタ」の出張販売もあるでよ。

■出演
田中雄二/ゲスト:津田大介(『だれが「音楽」を殺すのか?』著者)、ばるぼら(『教科書には載らないニッポンのインターネットの歴史教科書』著者) スペシャルゲスト:牧村憲一(音楽プロデューサー)

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