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電子音楽 in JAPAN

田中 雄二

本体価格: 3600円+税


判型:A5判
ページ数:592
初版年月日:2001/12/01
ISBN:4-7572-0871-5
ASIN:4757208715

 1950年代の人力電子音楽から、YMOに代表される70年代・電子音楽の栄華、歌謡曲にも電子音楽が採用された80年代—、21世紀の今、電子音楽はどこへ向かおうとしているのか? 98年に刊行され、音楽ファンから絶大な支持を受けた異色ノンフィクション『電子音楽インジャパン』に大幅加筆修正を施した新装改訂版が、さらにディープな電子音世界へあなたを誘う!20世紀の電子音楽史が一望できる、「これを読んで、やっとYMOが分かった。」と細野晴臣氏、絶賛の力作です。

 日本の電子音楽の歴史を綴った異色ノンフィクション、『電子音楽イン・ジャパン1955-1981 』(小社刊 1998年7月)。電子音楽の歴史は、戦後日本の音楽史—ロック・現代音楽・ニューミュージック・歌謡曲…—でもあります。電子音楽の夜明けは日本音楽界に革命を起こし、電子楽器の斜陽はミュージック・シーンに影を落としました—。発売当時、音楽ファンに波紋を投げかけた本書が、終に完全版として登場!マニア向けディスコグラフィの充実や、多数の追加取材に加え、前作では推測の域を出なかったYMOの真実なども大幅に加筆、 80年代の歌謡曲の電子化で幕を閉じる前作から、MIDI規格の出現により、もはや魔法の装置ではなくなった90年代にまで踏み込んだ本作は、実に前作比1.5倍以上のボリュームのまさに大作。

                  全ての音楽ファン、必見!

 改訂版では「鉄腕アトム」の大野松雄、ジャズに電子音楽を取り入れた、ニュージャズの旗手である佐藤允彦、「パラッパ・ラッパー」の音楽で知られる松浦雅也、Shi-Shonen、フェアチャイルドのキーマン戸田誠司などを新たにクローズアップ。付録CDはマニア垂涎、登場アーティストの未発表音源を多数収録!まさに唯一無比の電子音楽本が「電子音楽インジャパン」である。

その他情報

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【著者紹介】田中 雄二
 1965年、島根県生まれ。雑誌編集者。『TECHII』(音楽之友社)。『宝島』(JICC出版局/現・宝島社)を経て、現在は出版社に勤務。これまでの主な仕事に、『吹替洋画大事典』(三一書房)、『銀星倶楽部/テクノポップ』(ペヨトル工房)などの共著がある。また、『カルトQ』(フジテレビ)の「YMOカルト」の構成、東芝EMI時代のYMO再発全タイトルのライナーノーツ監修なども務めた。主な音楽仕事としては、ベルギーのテクノポップ・グループ、テレックスのリミックス・アルバム『イズ・リリース・ア・ユーモア?』(アルファ)などのプロデュースがある。

 日本における電子音楽の受容と変遷をたどった大作ノンフィクション。単なる「シンセサイザーの歴史」にとどまらず、1950年代のNHK電子音楽スタジオの活動から説き起こして、クラシック系の芸術音楽からポピュラー音楽に至るまでの幅広い音楽分野における電子音楽の展開をおさえている。とりわけアーチストだけではなく、彼らを支えた技術者達にもインタビューを行い、テクノロジーの側からの変遷を押さえているのは高く評価できる。(日経パソコン 2002/03/18 Copyright©2001 日経BP企画..All rights reserved.)

【イベント情報】『電子音楽 in JAPAN』『電子音楽 in the (Lost) World』の著者、田中雄二氏がナビゲーターを務めるイベントの開催が決定いたしました!

音で聴く『電子音楽 in JAPAN』!
<大阪万博から「初音ミク」まで、レコードで辿る電子音楽50年史>

【日程】2007年11月4日(日曜日)

【場所】TOKYO CULTURE CULTURE(江東区青梅1丁目パレットタウンZepp Tokyo 2F)

【時間】Open 15:00/Start 16:00/End 21:00(予定)

【料金】前売り2200円/当日未定(共に飲食代別)

[チケット情報]ローソンチケットにて10/13発売(Lコード:34002)
http://www2.lawsonticket.com/

■内容
西ドイツに続く世界第二の歴史を持つ「NHK電子音楽スタジオ」設立に始まり、東京オリンピック、大阪万博から、80年代のYMOの出現(テクノポップの時代)まで、常に世界をリードしてきた「日本の電子音楽」。その50年史を綴ったノンフィクション『電子音楽 in JAPAN』(アスペクト)の著者がナビゲーター役を務め、当時のレコード、映像などを見ながらエピソード満載で日本の電子音楽史を紹介していく。

貴重なレコードを聴くマジメな<第一部>と、著者が監修した『イエローマジック歌謡曲』番外編、トニー・マンスフィールド特集、今話題の「初音ミク」のルーツを辿る合成人声レコードの歴史など、コラム仕立ての<第二部>で構成。『電子音楽 in JAPAN』『電子音楽 in the(lost)world』の取材で使用済みのレコード処分市や、渋谷のカルトレコード店「ソノタ」の出張販売もあるでよ。

■出演
田中雄二/ゲスト:津田大介(『だれが「音楽」を殺すのか?』著者)、ばるぼら(『教科書には載らないニッポンのインターネットの歴史教科書』著者) スペシャルゲスト:牧村憲一(音楽プロデューサー)