私が吟味する問題のおのおのを、できるかぎり多くの、しかもその問題を最もよく解くために必要なだけの数の、小部分に分かつこと。(デカルト『方法序説』野田又夫訳)
あるがままの生存は、意味も目標もなく、しかもそれでいて不可避的に回帰しつつ、無に終わることもない。すなわち、“永遠回帰”。これがニヒリズムの極限的形式である。すなわち、無が(「無意味なもの」が)永遠に!
(渡邊二郎訳)
ユリア ペムペル わたくしの遠いともだちよ
きみたちの巨きなまつ白なすあしを見た
どんなにわたくしはきみたちの昔の足あとを
白堊系の頁岩の古い海岸にもとめただろう
(宮沢賢治「小岩井農場」部分)